いよいよ訴状の記入です。
少額訴訟は一度の審理で決まってしまうのですが、これをしっかりやりたければ民事裁判をとなります。
ここで訴状の申述の「少額訴訟による心理及び裁判を求める」にチェックをして
訴訟物の価額ということでいくら請求するかをかきます。
そしてこの少額訴訟を起こす訴訟費用も相手に請求しますのでその費用もです。
少額訴訟にかかる費用は郵便切手5000円分と
申し立て手数料(印紙)が訴額に応じてかかります。
10万円までが1000円でそこから10万ずつアップする度に1000円ずつ増えていきます。
訴額 ~10万円なら1000円
~20万円なら2000円
・・・・ ・・・・
わたしは40万ちょっとなので50万円までということで5000円です。
ということで切手代5000円と印紙代5000円を納めて訴状完成です。
ちなみに簡易裁判所の中に郵便局がありますのでそこで購入します。
つまりこの訴訟費用が払えないとまずどうしようもありません。
さて訴状の一枚目原告と被告の氏名住所や訴訟物の価額など形式的な記入だけでいいのですが
もう一枚
(金銭一般)請求の趣旨及び原因 という書面が渡されます。
ここでは金額いくらに対していつから年何%による支払いを求めるという文です。
利子は取り決めがなければ3%までしか設定することができません。
では返すという約束の期日 令和〇年〇月〇日 から完済まで年〇%の割合による金員とし
問題はその次の紛争の要点(請求の原因)です。
ここで私は何度も書き直しということでお電話がかかりました。
いつどこで誰が何円分何を購入し、いつそれを渡し、その金額はいつ返す予定で、その約束はいつしたのか。
特に最初のいつどこでというのは令和〇年〇月〇日にJR大阪駅と書いていたら
JR大阪駅の後にカッコでその大阪駅の住所を記載するように
410700円分購入したと書いていたら
円分の後にカッコで何円分を何冊と記載するように
といった具合に一つ一つがすごい細かいです。
ちなみに記載例を渡されますので、思い切って書いてみると案外かけるもんでした。
そして私の場合は訂正箇所が多かったため
請求の要点の訂正書を書いて、また別紙にあらためて全文書き直しという形となりました。
これらの紙は手書きでなくても、同じ形式のものを作ったパソコン打ちでもかまわないようです。
そのほかの証拠は全てA4でコピーをとり
全ての番号が振られていきます。
ではいよいよ書類が全て提出が終わって無事に受理されました。
私の場合は簡易裁判所に提出した2日後に電話が何度もかかってきまして
休み時間の間に書き直したら、
書類はこれで完了したので裁判の日を決めましょうということになりました。
向こうから何日か候補を言われますので、その場で休みが取れる日をということで日時決定です。
いよいよ来月少額訴訟がはじまります。
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